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夕食の席で、何気なく聞いてみました。 さくら「味はどう?」 相方「おいしい」 さくら「えええええええぇぇぇッッッ?! 今、なんて?」 初めて言われました「おいしい」。 相方と暮らして6年以上経ちますが、初めてです。 なぜそこまで言い切れるかと言うと、こーゆー場合に対する相方の返事は、必ず決まっていたからです。つまり。 さくら「味はどう?」 相方「普通」 ………………………………真面目に言ってますからね、このヒト。 しかし料理した側としては決して喜べる言葉ではありません。 最近はバリエーションとして「微妙」「不思議な味」という返事も派生しておりますが。そーゆーとき聞き返しますと。 さくら「……まずいの?」 相方「いや、まずくはない。不思議な味」 とか大真面目に言うヒトです。 それが「おいしい」? 「おいしい」って言った今! 相方「うん。久しぶりの肉、おいしい」 今夜のメインは豚角煮でした。 さくら「…………それ、買ってきたレトルト」 まるでウチが肉を食べさせていないようなことを言う……。 昨夜はビーフシチューだったはずです。薄切り肉とは言え。 |
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